角松?生アレンジで初シングル パニパニガールズ元メンバー下地美波さん

 【宮古島】宮古島を拠点に活動する歌手の下地美波さん(28)が初のシングル「あなたに届けたい」を16日、リリースした。下地さんは「コロナ禍にある人たちに元気を届けられたらうれしい」と語った。

 美波さんは宮古島を中心に活動していたガールズユニット「パニパニガールズ」のメンバーとして活躍していた。今回リリースしたソロシングルは父親でシンガーソングライターの下地暁さんが作詞作曲し、音楽プロデューサーの角松敏生さんがアレンジを担当した。

 暁さんは「あなたに届けたい」の歌詞について「亡くなった祖父を思う娘の気持ちを込めて作った」と話した。美波さんは「祖父にずっと応援してもらっていた。歌うことで感謝の気持ちを伝えたい」と語った。

 シングルは美波さんの伸びやかで澄んだ歌声が耳に心地よい「あなたに届けたい」と、アップテンポでキャッチーな「宮古ブルーの風」の2曲と演奏のみのインストゥメンタルなど5曲を収録している。

 CDは税込み千円。市内のファミリマートなどで販売している。問い合わせはラグーンミュージック(電話)090(2399)0050。

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