【東京さんぽ】井の頭公園で秋を見つけながら焼き鳥&お寿司で大満足な“吉祥寺さんぽ”

予算はひとり5,000円。1日その街を楽しみ尽くす「東京さんぽ」。今回は「吉祥寺」にやってきました。“吉祥寺さんぽ”で外せないのは、やっぱり「井の頭公園」。秋も深まってきて紅葉もきれいかもしれません! この井の頭公園をメインに、のんびりと吉祥寺の街を楽しみたいと思います!!

13:00 井の頭公園の入り口の焼き鳥「いせや」で腹ごしらえ(830円)

“吉祥寺さんぽ”のはじまり、はじまり~!吉祥寺駅の南口を出たら、マルイの脇から続く七井橋通りをぶらぶらしながら井の頭公園へ。

雑貨店や古着屋さんなど、小さなショップが連なり、ウインドウショッピングも楽しみたいところですが、後のお楽しみに!

“よしっ!公園の入り口に着いた”と思ったところで、焼き鳥のいい香りが。吉祥寺名物といってもいい「いせや公園店」の店頭からは、もくもくと炭火で焼かれた香ばしい焼き鳥の匂い。

これは、公園に行く前に寄るべきでしょ!昼間からお酒が飲めるなんて幸せ~と思いながら、店内へ。以前はもっと“飲み屋”といった雰囲気だったのですが、2013年にリニューアル。店内一面の窓からは井の頭公園を望めて、なんとも贅沢な午後のひとときを送れそう。

窓際のカウンター席に陣取りオーダーしたのは、ひなどり・鳥皮・ぼんじり・レバーの黄金メニュー。それとレモネード!レモネード???残念なことにアルコールは苦手なんです。

いやぁ~、昼間から飲むレモネードがおいしい!焼き鳥がうまい!しかも安いんですよ。1本90円(税込)というお値段。今回の予算は5,000円。何本頼んでもお釣りがきそう。

ネギ焼きに加えて、気に入ったぼんじりとレバーを追加。塩とタレもお好みで選ぶことができます。このままボケっ~と過ごしていたい気分ですが、腹ごしらえもできたところで、井の頭公園に秋を見つけに行きましょう。

14:00 水面に映る色とりどりの紅葉が美しい「井の頭恩賜公園」(0円)

池にかかる七井橋を渡れば、ボートやスワンが池に浮かび、自然に包まれたなんとものどかな雰囲気。ちなみに井の頭公園の正式名称は「井の頭恩賜公園」。大正6年(1917年)に開園した公園なんです。

木々も色づきだし、水面に映る色とりどりの紅葉は、はっと息をのむほどの美しさ。自然の風景や落ち葉の匂い、頬を渡る風を感じながらの散策は、なんともいえない心地良さ。

こんな写生をしている人に出くわすことも・・・どこかほのぼのとした気分にさせられます。

せっかく井の頭公園に来たのだから、弁天様にお参りを。お宮の裏手には、龍の口から清水が流れる銭洗い処もあるのでお忘れなく。カップルで来ると別れてしまうという井の頭公園の都市伝説、実はこの弁天様がやきもちを焼いているとかいないとか。真意のほどはどうなのでしょう?

15:30 かわいらしいショップに足を止めながらクレープを!(390円)

公園をひと回りして秋を楽しんだら通ってきた七井橋通りへ。吉祥寺駅までの小さな道沿いには、つい足を止めたくなるようなショップがいっぱい!そぞろ歩くにはもってこいです。

和食器を扱う雑貨店があったり・・・

かわいらしい洋服屋さんに足を止めたり・・・

動物をかたどったおもしろいマグネットを見つけたり・・・

“謎ガチャ”まであったりします!

そんな街歩きのお供はクレープ!「スイーツパールレディ吉祥寺店」では、本日サービスデイということで、どのクレープも390円(税込)。

迷わずバナナチョコホイップをオーダーして、食べ歩きのお供にしたのでした。

16:00 約300mに渡って続く“サンロード”を探検(0円)

吉祥寺駅まで戻ってきて、ひと息入れたいときにおすすめなのが駅ビルの「キラリナ」。ビルの4階には一面ガラス張りになった「キラリナ広場」があります。

開放感たっぷりで、色とりどりの椅子が設けられているので、風景を眺めながらの~んびり。元気が回復したら、今度は駅の反対側、北口を散策してみましょう。

駅前から約300mに渡り続くのは「吉祥寺サンロード」。昔からある吉祥寺一のショッピングアーケード街。

地元民に愛され続ける、食料品から洋服までそろう激安の殿堂「ロヂャース」があるかと思えば、「スヌーピータウンショップ」も。

アミューズメント施設「ラウンドワン」やラーメンの銘店「青葉」に「ホープ軒」など、何でもござれで、歩いているだけで時間が過ぎていきます。

18:00 ハモニカ横丁を散策しなしながら黒毛和牛の「さとう」でメンチカツゲット!(480円)

駅前の一角にある「ハモニカ横丁」にも、いい感じに明かりが灯り始めました。赤提灯が揺れる、入り組んだ小さな路地を通り抜けると現れるのは、国産黒毛和牛で有名な「さとう」。

相変わらずの大行列!みんなのお目当ては肉汁がこれでもかぁ~とあふれる和牛たっぷりの「元祖丸メンチカツ」240円(税込)。19時の閉店間近になると売り切れてしまうことも多いので、夕方ぐらいまでにはゲットしたいところ!

もちろん購入しましたよ!すぐにでも食べたいところですが、夕食をおいしくいただくために我慢。これはおみやげにしたいと思います。

ハモニカ横丁を探検しながら、今夜のごはんのお店を探します。おでんにもつ鍋、肉バル・・・う~ん、どこにしようか、迷いながらめぐる路地裏散策も楽しいもの!

19:00 相模湾直送の朝獲れピチピチ鮮魚を満喫「立ち寿司横丁」(1,958円)

ハモニカ横丁の入り口でひときわ光り輝く「立ち寿司横丁」に決定。名前からもわかる通り立ち寿司がメインですが、座って食べることができる席も設けられています。

相模湾で水揚げされた鮮魚が目白押しなのですが、注文したのはこの時期ならではの「秋の七貫盛り」1,200円(税込)。サバ・戻りカツオ・サーモンなどに加え、その日仕入れた地魚、富山湾の宝石といわれ、ねっとり濃厚な甘みをもった白エビの軍艦などがセット。

赤酢を使用したシャリと相まっておいしいこと!もちろんお好みでのオーダーも可能。

漬けマグロ130円(2貫・税込)や炙りえんがわ250円(2貫・税込)などを追加して、お寿司を大満喫して“吉祥寺さんぽ”は終わりを迎えるのでした。

東京さんぽ「吉祥寺」の収支報告!

いせや公園店/昼食(焼き鳥)830円

スイーツパールレディ吉祥寺店/クレープ390円

さとう/メンチカツ2個480円

立ち寿司横丁/夕食(寿司)1,958円

合計/3,658円(税込)

いせや公園店

住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町1-15-8

営業時間:12:00~22:00

定休日:月曜

URL:http://www.kichijoji-iseya.jp/publics/index/14/

井の頭恩賜公園

住所:東京都武蔵野市御殿山1-18-31

入園自由

URL:https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/jimusho/seibuk/inokashira/index.html

スイーツパールレディ吉祥寺店

住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町1-17-10F&W;ビル

営業時間:11:00~21:00

定休日:不定休

URL:http://www.pearllady.jp/

さとう

住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1−8

営業時間:10:00~19:00(メンチカツの販売は10:30~)

定休日:年始のみ※1/1(金)~1/7(木)休み

URL:https://www.shop-satou.com/shop/kichijouji1/

立ち寿司横丁

住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-1

営業時間:11:30~22:00

定休日:なし

URL:http://www.apcompany.jp/

※2020年11月現在、新型コロナウイルス感染症対策のため営業時間やサービス体制などが通常と異なることがあります

[All Photos by (C)tawawa]

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