中国、「中欧班列」沿線国と法執行協力 重慶市で会議

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中国、「中欧班列」沿線国と法執行協力 重慶市で会議

 17日、「中欧班列」沿線国法執行協力会議を記念した特別列車の出発式。(重慶=新華社配信)

 【新華社重慶11月21日】中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」の安全保障レベルを高めるための沿線国法執行協力会議が17日、重慶市で始まった。

 中欧班列は中国鉄路が運行。世界経済が低迷し、新型コロナウイルス感染症がまん延する中、運行本数が今年3月から8カ月連続で増え、11月5日現在、年間1万180本に達し、輸送コンテナ数が前年同期比54%増加した。輸送量は2016年の14万5千TEU(20フィートコンテナ換算)から19年には72万5千TEUとなり、年平均71%増加した。

 会議は中国公安部、重慶市人民政府、四川省人民政府の共催で、18カ国と国際刑事警察機構(ICPO)、欧州刑事警察機構、欧州鉄道警察の代表がオンラインで参加した。

中国、「中欧班列」沿線国と法執行協力 重慶市で会議

 17日、「中欧班列」沿線国法執行協力会議を記念した特別列車の出発式に参加した各国の代表。(重慶=新華社配信) 

 会議では長期化した新型コロナ対策の下での国際法執行協力や中欧班列全体の輸送安全確保、沿線国の安全運命共同体構築などについて意見を交わす。中国公安部の担当者によると、中国の公安機関は引き続き中欧班列沿線国との法執行実務協力を深め、法執行連絡メカニズムを整備し、協力ルートを円滑化するとともに、二国間、多国間合同法執行行動を実施し、「一帯一路」建設の安全保障レベルを絶えず高めていく。

 中欧班列は2011年に運行を開始。現在、中国62都市とロシア、ドイツ、フランス、スペインなど欧州21カ国92都市を結んでいる。今年末までに累計輸送量が100万TEUを超える見込みで、「一帯一路」建設の象徴となっている。