結成記念日から新体制になるマジプリ

東海地区を拠点に活動する男性グループ「MAG!C☆PRINCE(通称・マジプリ)」の阿部周平が、来年3月14日をもってグループを卒業し、同31日に芸能界を引退することになった。20日に公式サイトで発表された。

サイトによると、かねてから美容師になりたいとの夢があり、メンバー、スタッフで話し合いを重ねてきた結果、「美容師の道に進みたい」という阿部の強い希望を尊重することになったという。

メンバー4人体制でのグループ活動は、3月14日をもって最後となるが、卒業前の3月9日には10枚目となるシングル「STAND UP TOGETHER」が発売される。

東海地方を拠点に活動するボーイズ・グループとして、オーディションによって選ばれた平野泰新、大城光、永田薫、西岡健吾、そして阿部の5名で2015年3月15日に結成。

その年からテレビ・ラジオで冠番組を含むレギュラー番組を持ち、同年12月にシングル「絶対☆アイシテル!」でCDデビュー。昨年12月に西岡が卒業して、5人組から4人組となった。

「東海地区にはもともと、男性アイドルグループ・BOYS AND MEN(ボイメン)がいたが、マジプリは大手事務所の所属で猛プッシュ。その結果、東海地区ではいつの間にかボイメンと肩を並べるほどに人気ぶりとなった」(芸能記者)

17年1月にファースト・アルバム「111」をリリース。18年2月リリースの6枚目のシングル「Best My Friend」が初のゴールドディスクに認定され、続く同年6月リリースの7枚目のシングル「SUMMER LOVE」で初の週間チャート首位を獲得するなど順調に活動していたが、阿部は自分の夢を選んだ。

「もともと、マジプリが売れたのはある事務所の役員が猛プッシュしたおかげだったが、その役員はすでに退社。今後の方向性も含め、結成記念日の来年3月15日から新体制となってからが勝負だろう」(同)

来年は真価が問われる年になりそうだ。

参考

https://twitter.com/syuhei_abe/status/1329637964838621184

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