「コロナに負けん」天草市で牛深ハイヤ祭り 規模縮小も熱い踊り

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息の合った踊りを披露する牛深ハイヤ保存会メンバー。座席は半分にして観客はマスクを着用した=21日、天草市牛深町 

 熊本県天草市の牛深総合センターで21日、新型コロナウイルスの影響で延期されていた「第49回牛深ハイヤ祭り」が規模を縮小して開かれ、9団体の計130人が「コロナに負けん! ハイヤの競演」と銘打ち熱い踊りを披露した。

 同祭りは例年4月に3日間開くが、3月に延期を決定。開催に向けて関係者で検討を重ね、延べ3千人が参加する呼び物の道中踊りや、船団パレードは中止とし、「ハイヤの競演」に限り同センターで開くことにした。

 この日、3密を避けるため客席は大ホール700席の半分にし、出演者や観客への検温などの感染防止策を実施。ステージで法被姿の各団体が軽快な三味線と「ヨイサー、ヨイサー」の掛け声とともに踊りを披露すると、会場は熱気に包まれた。

 同祭りの江崎孝実行委員長(64)は「伝統芸能を守る保存会や団体のみなさんのためにも何とか開催したかった。来年の50回記念祭の弾みになった」と話した。(谷川剛)