甲本ヒロト「畳をかきむしりながら号泣した」“中学時代に聞いたラジオ”で音楽と出会う

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11月21日(土)、フジテレビでは、土曜プレミアム『まつもtoなかい~マッチングな夜~』(※読み方:まつもとなかい)が放送された。

MCの松本人志と中居正広が考案したこの番組は、松本と中居が“会わせてみたい2人”をマッチングし、対談する2人の様子を仲人として見守るという実験的なトークドキュメンタリー番組だ。

音楽論が明らかに 甲本ヒロト×菅田将暉

まずは甲本ヒロトと菅田将暉が登場。松本、中居と甲本は親交があるといい、かつて松本の結婚パーティで、中居が甲本をキャスティングしたそう。放送では、中居が自宅で飾っているという<会場で撮影した松本・中居・甲本のスリーショット写真>が紹介された。

左から)松本人志、甲本ヒロト、菅田将暉、中居正広

甲本がロックと出会ったきっかけは、中学時代にラジオで聞いた洋楽だという。それまで音楽を「お遊戯みたいでカッコ悪い。男がやるもんじゃない」と思っていたが、ある時部屋の中で突然「畳をかきむしりながら号泣していたんですよ」と明かした。

号泣の理由を探したところ、ラジオから流れていた「Manfred Mann/Do Wah Diddy Diddy」が原因だと気づいた甲本は、「これ?この音にやられちゃってるの?」と衝撃を受けたそう。「まさか!と思った。もう1回同じ気持ちになりたかった。あれが多分感動だと思う」という経験がきっかけで音楽にハマり、60年代のUKロックや70年代のパンク・ロックに傾倒していくようになったと明かした。

音楽とドラマチックに出会った甲本のエピソードを聞いて、中居は「こういう風に自分もなりたかったですね!嘘でも」とポツリ。松本も「我々、もっと汚いもんね」と自虐した。

菅田がブルーハーツの中で好きなのは「夢」「ラブレター」。松本は「『青空』とか聴くと特にいいですよね」と言うと、中居が「聴く年齢によっても、音楽って変わりますよね」と分析。

甲本は「マーシー(※真島昌利)もそう思っていると思うけど、作った本人は『(音楽は)絶対にこうあるべきだ』って思ってないから。受け取る側のキャッチャーミットの中で、感じているものは、みんな違うんですよ。音楽は、みんなのものなんですよ」と自身の音楽観を語った。

今のバンドを見て思うことについて、甲本は「若い人はみんないいと思う。結局、『やったるで』という気合いが一番大事だと思うから、そういう意味では若い人はすごい。ただ、僕らアナログ世代と若い人たちのデジタル世代のあいだで、一箇所違いを感じるのは、デジタル世代は歌詞を聞きすぎ。昔は歌詞の意味なんてどうでもよかった。ロックンロールは僕を元気づけてくれたけど、『お前に未来はない』とか、歌詞が元気づけてくれた訳ではないんだよ。デジタル世代は、歌詞を文字情報として追いすぎている気がちょっとだけする」と吐露。

菅田は「それはあるかもしれないですね。携帯で音楽を聴いていても、すぐに歌詞を出せるので。歌詞と同時に音楽を聴けますしね」とうなずいていた。

親子で共演!森進一×MY FIRST STORY・Hiro

左から)Hiro、松本人志、中居正広、森進一

森進一とHiro(MY FIRST STORY)が親子対談。若い頃にカツラ・整形を噂されていた森だが、いずれも事実無根だと話した。「昔は、Hiroくらい髪の毛があったんだけどね。今はもう、同級生もみんなハゲてる」と直球な言い方で話すと、松本は「すげぇ言うやん」と爆笑。

整形疑惑については、「家に週刊誌の記者の人が来てね。『整形しているんですか?』って聞いてくるんですよ。『そんなことはないですよ。もしそうなら、整形を担当したという医者に話を聞いてくればいい』って言っても、そのことを書いてくれないんですよね」と当時の過熱報道を語った。

さらに、森は息子・Hiroの前で本格的に歌唱を初めて披露。代表曲である「襟裳岬」を歌い上げると、Hiroは「こんな距離で歌っているのを見るのは初めて。気恥ずかしくて、すごく違和感がありました」と感慨深げ。

続けて中居の「Hiroくんにも歌ってもらいましょう」という無茶ぶりで、Hiroも「襟裳岬」を披露。吐息交じりの甘い歌声で彼なりの「襟裳岬」を歌い上げ、一同が拍手を送った。中居が「ちょっと泣きそうになったわ。森さん節もところどころ入ってる」と言うと、森は「あのね…声がいい」と呟き、シンプルに自身のDNAをべた褒めしていた。