雲仙観光ホテル85周年 スイスワインとヨーデルで祝う

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スイスシャレー様式の館内で開かれたコンサート=雲仙市、雲仙観光ホテル

 戦前創業の西洋風建築で、伝統と格式を保つ国内9カ所の「クラシックホテル」の一つ、雲仙観光ホテル(長崎県雲仙市小浜町)の創業85年記念ディナーコンサートが14、15の両日、同ホテルで開かれた。15日は約30人がスイスワインとヨーデルの美声を堪能した。
 同ホテルは雲仙などが日本初の国立公園に指定された翌年の1935年10月10日午前10時、外国人誘致の国策でオープン。「スイスシャレー様式」を取り入れた山小屋風建築で、国の登録有形文化財。全国九つのホテルでつくる「日本クラシックホテルの会」に加盟している。
 船橋聡子社長が「人と人、人と自然、人と文化が交わる場を目指してきた」とあいさつ。来場者はスイスワインと島原半島産食材を使ったスイス風料理を味わい、ヨーデル歌手伊藤啓子さんの歌声に聴き入った。