もずく入り厚焼き卵が給食へ 甘めの味付けでシャキッと 前田鶏卵とマルキン海産

 沖縄県産卵流通の前田鶏卵(那覇市、前田睦己社長)は、モズクのマルキン海産(浦添市、金城裕治社長)とコラボした「もずく入り厚焼きたまご」を開発した。12月から学校給食に提供する予定。

 甘めの味付けで、シャキッとしたモズクの食感が楽しめる。添加物は使っていない。前田社長は「沖縄で作られたいい物を給食で食べてほしい」と呼び掛けた。

 これまでホテルや量販店向けに販売していたモズク入り厚焼きたまごに比べ、学校給食向けはモズクの量を2倍にした。1食分50グラムのうち、モズクは10グラム。

 マルキン海産の金城社長は「海藻が苦手な子もいるはずだが、卵と一緒なら食べられる。地産地消につながれば」と話した。

© 株式会社琉球新報社