長崎大病院にブリ640食分 医療従事者を応援 県漁連

高平会長(左から2人目)からブリの寄贈を受けた中尾病院長(左から3人目)=長崎大学病院

 県漁連(高平真二会長)は20日、新型コロナウイルス感染症の対応に奮闘している医療従事者を元気づけようと、長崎市坂本1丁目の長崎大学病院に養殖ブリ640食分を贈った。
 同病院を訪れた高平会長は「医療現場の最前線で頑張っている皆さんに感謝して、微力だが応援したい」とあいさつ。箱に入ったブリを受け取った中尾一彦病院長は「立派なブリをいただき感謝したい。第3波の緊張が高まっている折に激励をいただき非常にうれしく思う。気持ちを新たに頑張りたい」と礼を述べた。
 県漁連によると、新型コロナの影響で水産物の輸出や流通が減少。今回の寄贈は県の水産物国内流通促進緊急対策事業を活用した。今後も同事業で水産物の地元消費やPRを図っていくという。

 


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