座喜味氏が出馬表明 宮古島市長選 市政刷新へ決意

 【宮古島】任期満了に伴う来年1月17日投開票の宮古島市長選に向け、前県議で新人の座喜味一幸氏(70)が22日、同市平良のJAおきなわ宮古地区本部ホールで記者会見し、出馬を正式に表明した。座喜味氏は「イデオロギーを超えて、一枚岩となって市政刷新を望む市民の思いに応える」と決意を語った。 座喜味氏は保革統一候補として立候補すると強調した上で「市政不信を払拭(ふっしょく)し市民生活第一の原点に返る。思想信条や保守、革新を超えて、新しい地方政治の幕開けの準備をするのが私の使命だ」と話した。

 市長選は現職の下地敏彦氏(74)が4期目に向けて出馬を表明している。

 座喜味 一幸氏(ざきみ・かずゆき)1949年12月生まれ、市平良出身。琉球大卒。72年、沖縄総合事務局に入局。95年に宮古土地改良区事務局長就任。2008年県議選で初当選、3期務めた

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