ローレル(2代目・C130型) | 日産 - スカイラインよりラグジュアリーなセダン【旧車】

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ゆとりある大人たちに好まれた、ひと味違ったセダン

・モデル名 :ローレル2000SGL(2代目・HC-130型)
・メーカー名:日産
・年式 :1972
・撮影場所 :第8回 石和温泉郷クラシックカーフェスティバル2018
・撮影者 :ミノ

スカイラインとシャシーを共用しつつ、より大人向けの路線へ

1972年に2代目・C130型に進化した日産・ローレルは、C110型のケンメリスカイラインとプラットフォームを共通にする。
この世代以後、ローレルとスカイラインは基本設計が共通となって、スカイラインはスポーティ路線、ローレルはラグジュアリーなイメージを強くしていった。

このプラットフォームはパッケージの都合上リアまわりが高くせざるを得なかったのだけど、ケンメリ・ローレルともそれをうまく隠すデザインをとったところ、逆にそれが強い個性を感じさせることになり、人気車となったんだ。

2代目ローレルの2ドアHTはリアバンパーの中に灯火類を収める「ブタケツ」スタイルでスカイラインと人気を二分する勢いだったが、セダンのほうもオーソドックスではあるものの適度なラグジュアリー感と思ったよりも高価でない買いやすい価格もあって、人気が高かった。
ブタケツはあまりにも印象的だけど、4ドアセダンだってそのグリルの形状(模様?)から「ガメラローレル」なんて呼ばれるタイプもあったね。

後には中古車市場で同世代のスカイラインより値落ちが早かったこともあって、若いユーザーが手に入れて思い思いに改造したり走りこんだりして楽しむケースも多かったようだ。
スカイラインに近いシャシーに2.6リットルのL26型SOHCなどのより大型のエンジンを積んでいるモデルもあって、スカイラインとはまた違った人気を集めたりもしていた。
いわゆる「ハイオーナーカー」らしく、インパネやコンソールに木目調のパネルを多用するなど、高級路線を感じさせる内装も人気のポイントだった。

こうなると自然とやんちゃなお兄さんたちに人気が出たりして、車高を下げたり派手な外装が施されるなどの改造車も目立つようになった。
セドリックの角2灯ライトやチェリークーペのテールランプをツリ目にしてインストールするのが流行ったりしたね。
またローレルは車高を下げるとリアがハの字になりやすくて、そこが好まれたりもしたんだよなぁ・・・。

もちろん現車のように、足元を引き締めてディテールアップをするようなぐらいのスタイルアップも、よく決まっているね。