サンガスタジアムに足湯オープン 地元「湯の花温泉」の素使用、ファンらぽかぽか 京都・亀岡

サンガスタジアム京セラに完成した足湯(京都府亀岡市追分町)

 サンガスタジアム京セラ(京都府亀岡市追分町)にこのほど、足湯施設がオープンした。地元、湯の花温泉の素を入れたお湯で、早速訪れたサッカーJ2京都サンガのサポーターらが暖まっていた。足湯は午前11時から午後5時まで無料。月曜日定休。

 府が整備し、施設は保津川下りの船をイメージしただ円形の形で、周囲に木材を巡らせた。府中部の「森の京都」エリアを紹介する映像も常時流す。

 定員10人だが、新型コロナウイルスの影響で6人までに制限して21日にオープンした。この日、京都サンガはホームゲームで勝利したが、今季のJ1昇格は厳しい状況だ。足湯につかったサンガファンの主婦(56)=京都市南区=は「これからは足湯を楽しみに観戦に来ることが増えるかも。あとはサンガに頑張ってもらいたい」と話していた。

 スタジアム近くのJR亀岡駅からは湯の花温泉行きのシャトルバスも出ており、湯の花温泉観光旅館協同組合の奥村昌信代表理事(51)は「湯の花の知名度アップにもつながる。足湯をきっかけに元湯も訪れてもらえれば」と期待していた。

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