長崎県雲仙市小浜町の個人庭園「三十路苑(みそじえん)」で、晩秋の紅葉が見ごろを迎え、赤、黄、緑のコントラストが見物客を楽しませている。日中、夕暮れ、日没後のライトアップなど時間帯による趣の変化も見もの。
同園は、小浜と雲仙の両温泉街を結ぶ国道沿いにある。所有者の松尾親助さん(79)が、40年以上前から約千本のイロハカエデを植えて管理している。見ごろは来月上旬まで。
今秋はいったん紅葉が進んだが、気温があまり下がらず、色づきを待つ緑の葉が、例年のこの時期よりも多く残っているという。松尾さんは「もう少し冷え込めば、色彩の鮮やかさを増すはず」と期待している。
開園時間は午前9時から午後9時半(最終入場は同9時ごろ)。入場料は一般500円、中学生以下は無料。問い合わせは松尾さん(電090.3607.3852)。
イロハカエデ鮮やかに 雲仙・小浜「三十路苑」
- Published
- 2020/11/23 12:18 (JST)
- Updated
- 2020/11/23 23:51 (JST)
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