被爆二世の会 慰霊の碑清掃 諫早・百日紅公園

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サザンカの花が見ごろを迎える中、清掃に汗を流す参加者=諫早市、百日紅公園

 長崎原爆直後に長崎県諫早市に運ばれ、息絶えた犠牲者を火葬した場所だった同市天満町の百日紅(さるすべり)公園で22日、長崎被災協・被爆二世の会・諫早(森多久男会長)が清掃活動に汗を流した。
 同会は火葬に従事し、救護被爆した諫早市民の体験を知る人が減少している状況に危機感を抱き、2016年秋から年2回、同公園の清掃を通し、同市で起きた原爆の史実の継承を目指している。今年8月には、諫早市原爆被災者協議会などが同公園内に念願の「慰霊の碑」を建立した。
 活動には二世の会の会員、長崎ウエスレヤン大の教員、学生、諫早子ども劇場の会員ら約25人が参加。植木の間に生い茂った草を抜いたり、樹木に絡まったツタを切り落としたりした。
 同会は今後、同公園で救護被爆した被爆者の体験記を基に、若い世代とともに平和学習に取り組む方針。