【日本S】鷹はムーアで一気に王手狙う、巨人はサンチェスで反攻なるか 第3戦の予告先発発表

ソフトバンクのマット・ムーア(左)と巨人のエンジェル・サンチェス【写真:荒川祐史】

ムーアは今季6勝3敗、サンチェスは8勝4敗の成績

ソフトバンクと巨人が顔を合わせる「SMBC日本シリーズ2020」は24日に、ソフトバンクの本拠地PayPayドームに舞台を移して第3戦が行われる。前日の23日は両チームが大阪から福岡へと移動し、会場で練習を実施。予告先発も発表され、2勝0敗としているソフトバンクはマット・ムーア投手、厳しい状況となっている巨人はエンジェル・サンチェス投手が先発する。

第1戦、第2戦に連勝して力の差を見せつけ、4年連続の日本一へ優位な状況を作ったソフトバンク。第3戦はメジャー54勝の実績を誇る剛腕に託す。今季加入したムーアはふくらはぎの肉離れによる離脱こそあったものの、13試合に登板して6勝3敗をマーク。150キロを超える威力ある真っ直ぐを武器とする好投手だ。

菅野、今村で連敗を喫した巨人。敗れれば一気に王手をかけられる第3戦は新加入の助っ人右腕に託した。サンチェスは韓国のSKワイバーンズから今季巨人に加入。来日1年目から15試合に登板し、菅野、戸郷に次ぐチーム3位の8勝(4敗)をマークしている。

ソフトバンクが2勝0敗とし、勝てば一気に4年連続日本一に王手をかける第3戦。ソフトバンクが勢いそのままに押し切るか、巨人が意地を見せて反撃できるか。注目の一戦は午後6時半プレーボールだ。(Full-Count編集部)

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