MotoGP:アプリリア、2021年はサバドーリかスミスを起用「セカンドライダーとテストライダーはウインターテスト後に決定」

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 11月23日、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦しているアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニは、2021年シーズンにアレイシ・エスパルガロに加え、ロレンツォ・サバドーリとブラッドリー・スミスを起用すると発表。サバドーリとスミスはウインターテスト後に、どちらかがセカンドライダーになり、もうひとりがテストライダーに就任することとなった。

 アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニは、レギュラーライダーだったアンドレア・イアノーネが2019年11月3日に受けたドーピング検査で陽性反応が出て、最終的に2023年12月16日まで4年間の資格停止を科されたことからライダー変更を余儀なくされた。

アンドレア・イアンノーネ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)

 2020年シーズンは代役ライダーとしてスミスが出場し、終盤3戦にはサバドーリが起用された。2020年シーズンが終了後の11月23日にはFIM(国際モーターサイクリズム連盟)が2021年シーズンの暫定エントリーリストを発表しており、そこではアプリリアはサバドーリを指名した。

 しかし、アプリリア・レーシングはアレイシ・エスパルガロ、サバドーリ、スミスの3人が継続して2021年シーズンのプロジェクトに関わることをアナウンス。そして、アレイシ・エスパルガロのチームメイトは現時点では未定であり、最終的にウインターテスト後に発表することに決めたという。サバドーリまたはスミスのどちらかが2021年のレギュラーライダーになり、もうひとりがテストライダーの役割を担うことになる。

2020MotoGP:ロレンツォ・サバドーリ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)
2020MotoGP:ブラッドリー・スミス(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)

 アプリリア・レーシングの最高経営責任者であるマッシモ・リボラは「私たちが3人の若いライダーにチャンスを提供したのは周知の事実であり、我々のプロジェクトが才能ある若いライダーにとって非常に興味深いものになると感じたからだが、彼らはまだ飛躍する準備ができていないと感じていたのと同時に、すでに2021年シーズンの契約を結んでいるチームが彼らを残すことを望んでいた」と説明。

「我々は彼らの決断を尊重している。まだ解決策がオープンであるが、完全には納得できない解決策を選ぶよりも、ライダーたちと継続することを考えている」

「今シーズンの難しいコンディションのなかで、特にプロジェクトが始まって間もないためにペナルティが科せられていた場合でも、バイクは大きく改善され、レースでもフリー走行でも、基本的にすべてのサーキットで差を大きく縮めることができた。アレイシは好成績を収め、昨日のレースでも上位陣と同じタイムで周回していた」

「ロレンツォもわずか3レースで大きな進歩を見せており、ブラッドリーのプロ意識と経験を頼りにできることを知っている。アレイシは明らかにアプリリアのトップライダーになるだろう。セカンドライダーとテストライダーの役割は、ウインターテストスケジュールの最後に決定されるだろう」

2020MotoGP:アレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)