新型コロナウイルス感染拡大で、就職を目指す高校生の地元志向が例年より高まっている。県立高校生で県内就職を希望する割合は10月末時点で61.4%(前年同期比2.2ポイント増)。コロナ禍で県外を避ける生徒がいることや、積極採用を維持する県内企業の動きなどが背景にあり、16年ぶりの県内就職率60%台が視界に入る。企業関係者はさらなる地元定着の促進をにらみ、「積極的に人材を確保したい」と意気込む。
高卒就職、地元志向高まる コロナ禍で県外「不安」
- Published
- 2020/11/24 06:05 (JST)