人間も犬も味わえるヤーコンクッキー 野々市の市民団体考案

©株式会社北國新聞社

 野々市市の市民団体「1(ひ)23(ふみ)ラボ」は23日までに、市特産の根菜ヤーコンが持つ自然の甘さを生かしたクッキーを考案した。人間だけでなく、犬も味わえるように砂糖や塩、添加物を使わず、ペットと同じ物を味わいたいとの愛犬家の思いに応えた。

 考案したのはメンバーの了津裕子さん(41)=同市清金=。自身も犬を飼っており、知人の愛犬家の声を基に3月から製品化に取り組んだ。

 材料は米粉、有機栽培の大豆で製造された豆乳、菜種油、米ぬかなどで、いずれも国産にこだわった。生地にヤーコンとバナナのピューレを練り込んで焼き上げた。

 クッキーは「ぼくときみのおやつ」と名付け、23日に市にぎわいの里ののいちカミーノで開かれたマルシェで1袋45グラム入りを600円(税込み)で発売した。

 味わった人からは「かめばかむほど後から甘さが感じられる」「芋けんぴみたいな味と食感」などの感想が寄せられた。

 ヤーコンは整腸作用のあるフラクトオリゴ糖が豊富とされ、健康野菜として関心を集めている。了津さんは「ペットは家族の一員で別の食べ物を与えたくないとの思いを持っている人が多いので、何とか作りたかった」と話した。

 ヤーコンの茶葉の粉末を生地に入れた焼き菓子「わたしのおやつ」も作り、1袋50グラム入りを350円(同)で発売した。商品の問い合わせは市観光物産協会まで。