ガス点検強盗、現金引き出しも関与か 神奈川県警、「実行役」再逮捕へ

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神奈川県警

 ガス点検を装って川崎市内の住宅に侵入し、現金やキャッシュカードを奪ったとして起訴された20代の男が、奪ったカードを使って現金の引き出しにも関与した疑いが強まったとして、県警は近く、男を窃盗容疑で再逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。

 再逮捕するのは、住居侵入と強盗の罪で起訴されている東京都新宿区の被告(28)。事件は8月27日に川崎市多摩区の住宅で発生。ガス点検を装って侵入した2人組の男が、家人の60代女性の両手足を粘着テープで縛り「金を出せ」などと脅し、現金約14万円とキャッシュカード4枚を奪った、とされる。

 この事件で県警は9月、実行役の一人として被告を逮捕。その後の捜査で、奪われたキャッシュカードを使い、現金50万円が引き出されていたことが判明。防犯カメラ映像の解析などから被告が引き出しにも関与した疑いが強まったという。

 もう一人の実行役について、東京都内であった別の点検強盗事件に関与したとして警視庁に逮捕された20代の男が浮上していることも判明。県警はこの男についても近く、強盗容疑などで逮捕する方針で、背後関係や被告との関係性などを調べる。