カージナルスの右腕・マルティネス 母国・ドミニカで警察沙汰に

©MLB Advanced Media, LP.

カージナルスの右腕カルロス・マルティネスが母国・ドミニカ共和国で新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための規制に違反し、警察が出動する事態になっていたことが明らかになった。マルティネスはドミニカ共和国のプエルト・プラタで行われた人気音楽アーティストのイベントに参加し、大勢の人が殺到してしまったという。これがソーシャル・ディスタンスを保つことについての行政命令に違反し、警察が出動する事態となったものの、球団の発表によると逮捕はされていないようだ。

マルティネスは地元で行われた人気音楽アーティストのイベントに参加。SNS上にはそのアーティストを後ろに乗せてバイクに乗るマルティネスの写真が出回っていたが、両者ともマスクを着用していなかった。人気アーティストとメジャーリーガーの共演ということで現場には大勢の人が殺到。大規模な集会が発生し、結果的に行政命令に違反することになってしまったようだ。

カージナルスはこの件を把握しており、「現在イベントの詳細について情報を収集している」と述べた。また、マルティネスが逮捕されておらず、マルティネスに対する法的な告発も現時点では行われていないことを明らかにした。さらに「組織内の誰かが故意に地域社会の法律や健康規則に違反することを容認するものではない」と付け加えている。

マルティネスは自身の認識が甘かったとして、SNSを通して謝罪文を発表。今季は新型コロナウイルスの陽性反応もあって5試合しか投げられず、0勝3敗、防御率9.90と不本意な成績に終わっていただけに、意識の低さを指摘されても反論はできまい。

カージナルスと結んでいる総額5100万ドルの5年契約は来季限りで満了を迎える。2022年と2023年の契約は球団側に選択権のあるオプションとなっているが、前者が年俸1700万ドル、後者が年俸1800万ドルと決して安い金額ではないだけに、グラウンド内で結果を残せず、グラウンド外のトラブルが続くようであれば、来季限りでカージナルスを去ることになるだろう。