新潟県柏崎市で新たに学校関連の新型コロナウイルス感染症患者を確認

新潟県健康対策課の中山均課長(写真左)

新潟県は24日15時、柏崎市で県内317例目から319例目となる新型コロナウイルス感染症患者が3人確認されたと発表した。3人とも柏崎市の小学校関連の感染者であり、本クラスターでの感染者は現時点で20人確認されたことになる。

317例目は教員の30歳代男性で、23日の時点で発熱の症状があった。318、319例目はともに10歳代の男性で、前者は23日までに発熱の症状、後者は無症状である。

行動歴や接触者・濃厚接触者は現在調査中である。柏崎市の小学校で発生したクラスターでは24日午前中までに全教員と全生徒、そのほか職員や保護者を含めた100人の検査が終了しており、残り20人の調査結果は明日以降に判明する。

新潟県健康対策課の中山均課長は「例年であれば1日休めば治ると思う程度の風邪の症状であっても、かかりつけ医などに電話で相談するようにしてほしい」と県民へ注意喚起をした。

【関連記事】
新潟県柏崎市と妙高市で9名の新型コロナウイルス感染患者(2020年11月23日)

新潟県柏崎市で新たに新型コロナウイルス感染症患者を5人確認、県はクラスター発生の可能性が高いとの見方(2020年11月22日)

新潟県刈羽村、柏崎市で新型コロナ感染症3名確認(2020年11月20日)

© にいがた経済新聞