贅沢!会員制サウナでととのう! パンダ・リー「ととのい道場」⑮

先日、いろいろありやして、某一流ホテルのギフト券をある筋から頂戴しやした。

そこで泊まるついでに物は試しということで。

なんと4400円払って「会員制サウナ」で朝ウナしやした。パンダ・リーっす。なまらはんかくさいっ汗

サ室は普通なのに、無茶苦茶快適…。

今回は「快適なサウナ」について考えるのこころだ~♪(©小沢昭一)。

☆【日本サウナ学会】タオルマスクでサウナを守り、元気にサ道を究めようっす!

https://www.ja-sauna.jp/

お初!4400円の会員制サウナ

お邪魔したのは「クラブ・オン・ザ・パーク」。西新宿の泣く子も黙るパークハイアット東京のスパ&フィットネスっす。一説には会員さんは入会金保証金年会費で530万円を納めるとか!!

選ばれしクラブの会員か。宿泊者ならば4400円(1日!)を払う人は使えるという会員制のサウナ…。はんかくさいほど高いが、これはもう一生ないかも知れぬ貴重な機会だよと主人にもそそのかされて。「体験サ活」いざ敢行っす。

細かい話っすが、会員メインのサウナなんで「1日料金」は24時迄で別になるので夜ウナ&朝ウナとなると8800円…。前夜に下見をして朝ウナを選択したざんす。あとジムにフリーウエイトあったので筋トレ!と思ったすが前夜バカ飲みで回避っす汗。

欧米か!ゴージャスな浴場

部屋で短パンTシャツのサウナルックの上にバスローブを羽織り。ん~サウナ王先輩みたいっす(笑)気分を上げて、ととのいに必要な交感神経をアイドリングざんす。

朝一番6時半にオープンと同時にサウナイン。前日フロントに相談した上で、誰もいない浴場をパチリっ。

どうっすか!ヨーロッパ風をイメージして造られたというそれは、まざにテルマエ・ロマエの世界っす。

御覧の通り体を洗う場所はなし…。大浴場入口にあるシャワーブースがその代わりだと。

急いで戻り「Aesop(イソップ)」というブランドのアメニティー(っていうんすかね。シャンプー、リンス、ボディソープ)でわがままbodyをパパっと清めやす。

せっかくなんで浴槽で下茹で

ん~、ここは噴水か!?(笑)

浴槽中央にある豪奢な噴水から飛び出すお湯がぴよよよ~ん!顔に直撃ざんす汗。

サウナは・・・

はやる気持ちをおさえて、いよいよサウナへ。

画像には写ってない、浴場一番左に高温サウナがあるっす。室温計は92℃。十分な熱さっす。

でも、びっくりするほど普通のドライサウナ~(笑)

ゆったり4人ぐらい蒸されることができる実にコンパクトなドライサ室っす。

ただヒーターはひな壇下に格納されたいわゆる「ボナサウナ」。高級ざんすね。

座面はあちあち!サウナイキタイで予習したとおり、バスタオルを持ち込みマットにしたら快適ざんす。

ニューウイングのボナサウナとは異なりカラッカラ、あっつあつ8分強で発汗ガンガン。よく蒸されやした。
1セット目は誰もおら~ずだったっす。

果たして水風呂は・・・

導線は20歩か。そそそそと水風呂へ。噴水風呂左、スポットライトがあたってるのが水風呂っす。

その水をかけ湯に汗カット。

ん?ぬるい!

よくいえば万人に愛されうる水風呂!

ささっと足から入り、水に体を委ねやす・・・。

ん~これは20℃以上か?設置された水温計は・・・ピッタリ20℃。ん~やさしいので2分は必要ざんす。

※ちなみに2セット以降はおもしろいもんで少し冷たさを感じるようになりやした。水シャワー浴びたおかげか?

ととのいは・・・

ととのいスペースはベンチがひとつ。

水風呂が冷たくないので浴室ベンチではととのわぬ。

ん~、そうだ!ここは45F。地上180メートル
よし!外見てととのうしかない!

急いでふかふかのタオルで体の水を拭きとりバスタオルを腰に巻き、速攻脱衣室の窓辺に!

でた~!よ、夜明けの江戸

向こうにはときおり富士山らしき山が見え隠れしやす。

ほぼ人おら~ずで3セット

途中少年を連れたパパさんとご一緒に。

パンダ「水風呂ぬるいっすよね~。年配の富裕層が多いからっすかね?」

パパ 「きのう脱衣所で。携帯でバシバシ部下らしき人に指示していたバスローブの人いましたよ。
60代ぐらいですかね」

などタオルマスクで会話。

超快適にサウナ⇒水風呂⇒朝焼け見て休憩を3セット。

気がつけば陽は昇り・・・。

サンシャイン浴びながら豪華なラウンジで立ちととのいっす。

普通のサウナなのになぜここちいいのか?

その後、スチームサウナ(45℃)中温ドライサウナ(75℃)も「取材」。
スチームはドライのあとに入ると「あぁ。ドライに飽きたらこっちに来ると気持ちいいかも」と理由がありやした。発汗まで18分ぐらい。

中温ドライは長~く。15分以上で発汗。「あぁ、小屋サウナみたいかなぁ。のんびり仲間と会話したり、寝転んで蒸されるにはいいかも」と感じやした。やはり理由があったっす。

おかわり2セット、計5セット。ラウンジで新聞(ほぼ全紙あり!英字新聞も)読み読み2時間ばかり。ちなみに脱衣スペースやラウンジは、強いていえばジャスマックの湯香郷。あれをさらにゴージャスにしたよな感じっす。

Anyway。サウナ室はごくごく普通なのになんまら心地いい・・・。これはなぜかと考えやした。
サウナドクター加藤先生のコラムを読んで腑に落ちやした。それは「ドライか?フィンランド式か?」どちらがいいかの永遠のテーマについてのコラムなんすが。要は「快適性」だと。平たくいうと「快適さ」!

ROLAND先輩インスパイア風に言えば…

「世の中には2種類のサウナしかない。快適か、それ以外か」。

「快適か、それ以外か」。快適さはととのいの絶対条件!

先生いわく、自分が快適に過ごせるサウナこそ、ととのいの近道だと。十分蒸され、冷やされ、休憩できる。それこそがベストなサウナだと。ドライでもフィンランド式でもどっちでもOKだと。

その意味では、この贅沢!会員制サウナは人おらずアメニティーは最高(ヘアートニックで髪もツヤツヤ)だし。タオルは使い放題ラウンジは静か。景色は江戸のパノラマを一望できる…。たしかに「快適なサウナ」ざんした。というかパンダ・リーはうっかり魅せられたと。自分のリズムでサ活ができたと。サウナ⇒水風呂⇒休憩を、思う存分繰り返せたのがやはり。なじみのサウナ同様、極上のととのいを得られたあれだったのかな…と思うざんす。

でも、何度も言いやすが、サ室はホントにふつうのドライサウナだったっす(笑)「極上な銭湯サウナ室」っちゅう感じざんす。いやぁ、サウナってほんとうに奥が深いっすね~。

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