三浦春馬さん主演「天外者」 「約束編」「決意編」「友情編」の動画公開 髷を刀で切り落とすシーンも

三浦春馬さんが五代友厚を演じる映画「天外者」(てんがらもん)から、3本のWEB限定15秒動画が公開された。動画はそれぞれ、映画で描かれる五代友厚に欠かせないキーワードから、「約束編」「決意編」「友情編」と名付けられている。

「天外者」は、薩摩藩士から明治政府役人を経て実業家となり、「天外者(てんがらもん)=凄まじい才能の持ち主」と呼ばれた五代友厚を、坂本龍馬、岩崎弥太郎、伊藤博文といった偉人たちの姿とともに青春群像劇として描いた作品。主演の五代友厚を三浦春馬さんが演じているほか、坂本龍馬に三浦翔平さん、岩崎弥太郎に西川貴教さん、伊藤博文に森永悠希さん、遊女・はるに森川葵さん、五代の父に生瀬勝久さんが起用されている。

「約束編」は、夢見ることを望みながら強く生き抜いた女性・はるの手を取りながら、「自由になったら何がしたい?」と聞くと五代友厚に、はるが涙をこらえた笑顔で「二人で海が見たい」と答える姿が描かれる。さらに、はるを背負い涙を流す五代の映像に、「この約束は必ず守る」「誰しもが、夢を見れる国へ」というナレーションが入り、「俺についてこい!」と熱弁する五代友厚のシーンで終わる。

「決意編」は、五代友厚の父が囲碁を打ちながら「あいつの言うことは奇想天外」とつぶやくシーンで始まり、親も認める「天外者」だったことが描かれ、「刀で人を殺しても、世の中は変わりやせん」という力強いセリフをバックに、五代が自らの髷(まげ)を刀で切り落とす姿が映し出される、決意にあふれた映像になっている。

「友情編」では、「どでかい海を知るんじゃ!」と高らかに叫ぶ五代友厚のシーンから始まり、若かりし頃の伊藤博文が「あなたがみな皆を引っ張るんじゃ」と憔悴した様子の岩崎弥太郎を鼓舞する場面や、日本の未来のために志を共にする五代友厚・坂本龍馬・岩崎弥太郎・伊藤博文が鍋を囲む場面が映し出され、それぞれの熱い思いを胸に、友として激動の時代を駆け抜けたことが描かれている。

映画「天外者」(てんがらもん)は12月11日公開。

天外者
2020年12月11日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
配給:ギグリーボックス
Ⓒ2020 「五代友厚」製作委員会

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