<レスリング>オレッグ・ボルチン(新日本プロレス職)が優勝、65kg級は世界2位のダウレット・ニヤズベコフ…カザフスタン選手権

カザフスタン選手権を勝ち抜いたオレッグ・ボルチン(新日本プロレス)=写真は昨年の世界選手権

 11月21~23日にアルマトイで男子フリースタイルのカザフスタン選手権が行われ、125kg級に出場したオレッグ・ボルチン(新日本プロレス職)が優勝した。2回戦で今年2月のアジア選手権優勝のユサプ・バティルムルザフを破り、決勝は2018年アジア選手権代表選手を破った。

 山梨学院大出身の同選手は、2017年から新日本プロレスの親会社のブシロードに所属。昨年の世界選手権はカザフスタン代表で出場し、オリンピック出場枠を目指したが、初戦敗退に終わっていた。今年4月に新日本プロレスに転籍。引き続き東京オリンピックを目指す。

 新日本プロレスによると、ボルチンは来年2月にカザフスタン・アルマトイで行われるアジア選手権の代表に選ばれたという。

 65kg級は、昨年の世界選手権2位のダウレット・ニヤズベコフが優勝した。2月のアジア選手権で乙黒拓斗(山梨学院大)が10-3で破っている選手。すでにオリンピック出場枠を持っている。

 カザフスタンの男子フリースタイルは、57、65、74.97kg級でオリンピック出場権を獲得している。

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