横浜DeNAは24日、ドラフト3位で指名した横浜高の松本隆之介投手（18）と横浜市内のホテルで入団交渉し、契約金5千万円、年俸560万円で合意した。背番号は40。「1年目は1軍登板が目標。将来的には投手で一番いいタイトルの沢村賞を取れる投手になりたい」と抱負を語った。
横浜市戸塚区出身の大型左腕は幼少期、当時エースとして活躍していた三浦新監督の投球をテレビで見ていたといい、「存在自体がかっこいい。ピッチングも尊敬するところしかない」と憧れの念を抱く。
数日前には球団の施設見学で対面し激励された。「生で見てオーラがあった。コントロールがとてもいいので、こつやメンタルのことを聞いてみたい」と目を輝かせた。
球界には横浜高OBの先輩が多数いるが「負けたくない」。今季沢村賞を受賞した中日の大野雄は同じサウスポーで「すごい投手。いつか追い越せるようになりたい」と頼もしい。
最速152キロの直球で押す投球スタイルを最高峰の舞台でも磨いていく。「夢は160キロを出すこと。でもまずは他の技術を上げていきたい」と意気込んだ。
