入管法違反 ベトナム人の男に猶予判決 長崎地裁

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 偽造在留カードを所持したとして入管難民法違反の罪に問われたベトナム人の長崎市船大工町、無職、男性被告(21)に対し、長崎地裁(堀田佐紀裁判官)は24日、懲役1年2月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。
 これまでの公判で、被告は、3月に帰国したかったが新型コロナウイルス感染拡大の影響でできず、滞在費を捻出するために働こうと、インターネットを通じて偽造カードを購入したと供述していた。
 堀田裁判官は偽造カードは精巧で違法性が高く、在留カードの社会的信用を害する危険性があったと指摘。一方、被告がカードを持ち歩いたり、使ったりしなかったことなどを考慮したと述べた。