長崎県ゆかりの楽曲演奏 蝶々夫人名曲集 来月、3カ所でコンサート

「蝶々夫人名曲集&長崎のウタ」長崎公演のチラシ

 長崎県ゆかりの楽曲をオーケストラなどが演奏するコンサート「蝶々夫人名曲集&長崎のウタ」(文化庁など主催)が来月、大村、長崎、佐世保の県内3会場で開かれる。入場無料。
 日程、会場は▽12月9日午後7時、シーハットおおむら(大村市幸町)=大村公演は定員150人で既に満席=▽同10日午後7時、長崎ブリックホール(長崎市茂里町)▽同11日午後7時、アルカスSASEBO(佐世保市三浦町)。
 文化庁の委託事業で、日本芸能実演家団体協議会(芸団協)が、地域の文化芸術団体と連携して取り組む「ジャパン・ライブエール・プロジェクト」の一環。新型コロナウイルス禍により失われた文化芸術体験の場を、全国的に取り戻すことが目的。
 出演は大村市を拠点に活動するプロの室内オーケストラ、長崎OMURA室内合奏団や長崎市の木管アンサンブル「POE(ポエ)」など。3部構成で1部はオペラ「蝶々夫人」の劇中歌「愛の二重唱」「ある晴れた日に」などを聴かせる。2部は本県出身の大島ミチルさんが作曲した「Nagasaki Green&Blue」の合唱や本県ゆかりの歌謡曲などを披露。3部ではベートーベンの交響曲などクラシックの名曲を演奏する。
 入場には、はがきや電子メールなどで事前申し込みが必要。長崎、佐世保公演は共に定員500人で申し込み受け付け中。いずれも未就学児入場可。詳しい申し込み方法など問い合わせは同合奏団(電0957.47.6537)。

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