五島「絶景福江島マラニック大会」初開催 137人完踏

トップでゴールした中川選手=五島市役所(同市提供)

 五島市福江島の自然景観を楽しみながら、77キロの道のりを走ったり歩いたりする「絶景福江島マラニック大会」が22日、初めて開催された。市内外の206人が出場し、制限時間の14時間以内に137人がゴール(完走率67%)。市民も給水所で食事や飲み物を準備したり、沿道で声援を送ったりして選手を支えた。
 市が事務局を務める「スポーツ愛ランド五島推進実行委員会」主催。新型コロナウイルス禍でも、参加者を県内在住者に絞るなどして大会創設にこぎつけた。
 午前6時に市中央公園陸上競技場を出発し、鬼岳や富江中心部、七ツ岳の麓、高浜、魚津ケ崎(ぎょうがさき)公園などを巡るコースで、高低差は最大約180メートル。午後8時までにゴールを目指す。各給水所では、かんころ餅や五島うどん、トマトなど地元の特産品が振る舞われた。
 1位は中川勝憲さん(佐世保市)で、記録は6時間57分だった。

 

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