セブンイレブン、CO2排出量54%削減、東京・青梅に省エネ実験店をオープン

©ダイヤモンド・リテイルメディア

太陽光発電と蓄電池を活用することなどにより、外部調達電力を43%減らす

セブン-イレブン・ジャパンは11月25日、最新の省エネ設備と技術を利用した実験店舗「セブン-イレブン青梅新町」を東京都青梅市にオープンした。同店舗では外部調達電力の43%削減、二酸化炭素排出量については54%削減(いずれも2013年度比)することを見込む。効果を実証した設備や技術は、可能なものから全国の店舗への導入を検討する。

店舗屋上には太陽光パネルと蓄電池を設置する。従来に比べて高効率のパネルを採用することで、35.6キロワットの出力を実現。現在採用しているパネルと比べて、約3倍の発電量を見込む。昼間に太陽光で発電した電気を蓄電池に貯め、夜間や災害時などに使用する。店舗内部と外部の気圧差を感知する「差圧センター」を取り付け、気圧差によって店内に外気やほこりなどが入り込まないよう送風ファンで圧力を調整する。

チルド温度帯の陳列ケースは、エアカーテンの性能を向上させ、冷気が逃げないようにする。また、アイスケースや栄養ドリンクケース、冷凍リーチインケースでは、冷却運転に必要なファンを霜取りのときに逆回転させることでほこりを除去。これにより、フィルターの目詰まりによる負荷上昇を抑えると共に、週に1回行っていたフィルターの清掃作業が不要となる。

なお、青梅新町店は木造だが、設計や工法などを工夫することで、従来に比べて断熱性・機密性を向上させた。