※2020年8月撮影
トップ画像は、呉線仁方駅。後はたぶん白岳山(357.7m)。
呉市が設置した南北に呉線を渡る跨線橋から、左に下りホームの南口と右に上りホームの木造駅舎。右手は吉松山(287.1m)さらに右に連なるのは名前の分からない高さ508~544.3mの山。谷の奥まで町がのびています。
※2020年8月撮影
跨線橋の真ん中に近づきます。奥は海田市駅方面になります。呉線は瀬戸内海の車窓が有名ですが、海に迫る山々もなかなか見ものです。しかし、そのためにトンネルがたくさんあります。
※2020年8月撮影
跨線橋を降ります。正面に仁方駅駅舎。
※2020年8月撮影
地上に降りて駅舎の東側から、手前の窓の無い小屋風の部分は物置?
※2020年8月撮影
少し西側から。郵便ポストと最近では珍しい公衆電話ボックス。
※2020年8月撮影
出入口正面。左側に何か掲出されています。
※2020年8月撮影
出入口に建物財産標がありました。昭和10年、仁方駅開業時の駅舎ですね。1935年鉄道省が女子車掌を初めて採用した年です。
※2020年8月撮影
気になった手書きの掲出物。トップに「駅舎さよなら」令和2年(2020年)7月と記されています。駅舎が無くなるの?
1927年(昭和2年)仁方駅設置、貨物出荷とあります。2018年(平成30年)構内歩道橋(跨線橋ですね)撤去、下り線駅舎撤去、駅南口整備とあります。冒頭の駅舎は、この下りホームにあった駅舎のコトでしょうか。
※2020年8月撮影
駅舎内。無人駅です。きっぷ自動販売機があり窓口は残されています。
※2020年8月撮影
JRきっぷ運賃の案内。隣の広駅で呉線の運転系統は東西に分かれています。
※2020年8月撮影
改札口にはICカード簡易自動改札機があります。11時23分にこの駅に着いてから15分程しか経っていませんね。実際には、この後駅舎の外観を撮りました。
※2020年8月撮影
上りホームに出ました。海田市駅方面。
※2020年8月撮影
駅舎前はホームの幅が狭いですね。反対方向の三原駅方面。あの跨線橋を渡ってきました。
※2020年8月撮影
足もとに小さな水呑台。水栓は付いていません。懐かしい感じでしょ?
※2020年8月撮影
呉線の木造駅舎の撮影はこれでお仕舞い。実は前日に天応駅と吉浦駅は既に撮ってあるのです。
炎天下に荷物を持ってまた跨線橋を越えるのがイヤだったので、このまま上りホームから12時21分の上り三原行で三原駅に戻ります。山陽本線の岩国行に乗り換えて116分、玖波駅の撮影に行きました。この日の宿泊は岩国です。
では前日に撮った吉浦駅を御案内します。
(写真・文章/住田至朗)