IMSA:レクサスRC Fで戴冠のAVSが分裂。エイムはスープラGT4でGS参戦か

©株式会社サンズ

 エイム・オートスポーツとバッサー・サリバン・レーシングは、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権での2年間のパートナーシップを経て、袂を分かつことを選択。エイム・バッサー・サリバン(AVS)として活動してきたふたつのチームは11月24日、2021年に独自の道を歩むことに「相互に合意」したとして、提携の終了をアナウンスした。

 2019年に3GTレーシングからレクサスRC F GT3プログラムを受け継いだAVSは、GTDクラス参戦2年目となった2020年、複数のクラス優勝とIMSAウェザーテック・スプリントカップのタイトルをトヨタのラグジュアリーブランドにもたらした。

 AVSプログラムを運営していたエイム・オートスポーツは、アンドリュー・ボーディンと兄弟のイアン・ボーディン、さらにキース・ウィリスが共同所有している。
 
 ふたつの組織はエイムの拠点であるトロントと、シャーロットにあるショップの両方で仕事をしているが、新型コロナウイルスのパンデミックの影響を受けた2020年シーズンはロジスティクス面で課題が発生していた。

 カナダチームは声明を通じて次のように述べた。

「エイム・オートスポーツは、パートナーであるジミー・バッサー、ジェームズ・サリバン、レクサス、TRDとともに過去2年間、レクサスRC F GT3プログラムで達成した成功を非常に誇りに思っている」

「2021年に向けて、エイムとバッサー・サリバンは異なる方向に進むことになるだろう。モータースポーツは緊密な結びつきのあるコミュニティであり、未来が何をもたらすかは決してわからない」

「将来、その機会と状況があれば、彼らとふたたび力を合わせてさらなる成功を目指していきたいと考えている」

 そのエイム・オートスポーツはTDRとのリンクを維持し、IMSAミシュラン・パイロットチャレンジのGSクラスでGRスープラGT4によるプログラムを実施する可能性があることを示唆。
 
 チームの共同オーナーのひとりであるウィリスは「現在、我々がフォーカスを当てているのはIMSA GSだ。これは現時点から(来年1月の)デイトナまでの厳しい時間枠の下で、着実に実行するためできるもっとも現実的なプログラムだからだ」とSportscar365に語っている。

「私たちの好みはトヨタのスープラだ。TRDとは素晴らしい関係を築いているため、それを継続していきたい」

 一方、バッサー・サリバンのチームプリンシパルであるジミー・バッサーとジェームズ・“サリ”・サリバンは声明で次のように述べている。

「バッサー・サリバンは近い将来、チームの方向性に関していくつかのエキサイティングな発表を行う予定だ」

2台のレクサスRC F GT3を走らせるエイム・バッサー・サリバンは2020年、IMSAウェザーテック・スプリントカップ王者となった。
エイム・バッサー・サリバンの14号車レクサスRC F GT3
GRスープラGT4(プロトタイプ)