コスモス、ヒマワリが同時に フルーツバス停そば 諫早・小長井

イチゴとメロンの形のバス停そばで咲き誇るコスモスとヒマワリ=諫早市、フルーツバス停フラワーゾーン

 長崎県諫早市小長井町の県営バス「井崎」バス停そばのフルーツバス停フラワーゾーンで、コスモスとヒマワリの花が見ごろを迎えている。ピンクと黄色の花が一面に広がり、メロンとイチゴの形をしたバス停と共に、メルヘンチックな雰囲気を醸し出している。
 同ゾーンは地元住民でつくるグループ「小長井プロジェクト」が昨年春から、約20アールの休耕田を活用し、季節の花々を育てている。
 休耕田の中央には園路も整備され、訪れた人たちは色鮮やかな花畑の中で、スマートフォンで写真撮影を楽しんでいた。佐賀県小城市から来た30代姉妹は「長崎市に行く途中、きれいな花畑が現れ、驚いた。コスモスとヒマワリが一緒に咲くのは珍しい」と笑顔を見せた。

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