「読書通帳」を導入、潮来市立図書館 題名や価格印字、借りた本記録

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潮来市立図書館が運用を始めた読書通帳=潮来市牛堀

潮来市牛堀の市立図書館(坂本栄子館長)は今月中旬から、「読書通帳」の運用を始めた。本のタイトルや貸出日、価格などが記入され、自分が借りた図書の歩みを確認することができる。坂本館長は「読書して記録する楽しみ、本を借りた当時の人生を記録する楽しみなどを感じてもらいたい」と話した。

読書通帳は、一般的な銀行の通帳に似た様式で、借りた本のタイトル、貸出日、著者、税抜き価格が印字される。ページが埋まると、ページごとの本の価格の合計と、累計の価格が記され「いくら分の知識を入手できたのかが分かる」(坂本館長)仕組みだ。また、表紙には同市出身の画家、故・小堀進氏の「初秋(1970年)」(日本芸術院所蔵)が用いられている。

導入の理由について、坂本館長は「今年はコロナ禍で臨時休館したり、イベントが中止になったりしており、人と接触しなくても読書する環境を楽しめるサービスをやろうということで始めた」と説明。価格の数字がたまっていく楽しさに加え「借りた本のジャンルの変化で、人生を振り返ることにもつながる。また『この本を借りただろうか』という疑問も、すぐに解消することが可能となる」と話した。

読書通帳はカウンターで申し込める。利用者カードと通帳代(税込み300円)が必要。また、運用スタートキャンペーンとして、潮来市在住、在勤、在学者には1冊目を無料プレゼントする。