紀伊國屋書店札幌本店が推す北海道が舞台の「面白い本」冬の夜長に♡

今年の冬は日によって気温の寒暖差も大きく、いろんな意味で体調の管理が大変ですよね。ちょっとしたお出かけもいろいろ気をつけたり、小さなストレスたまってませんかー!
会いたい人に会えなかったり、悶々とした長い夜を過ごすのにぴったりなのが読書。でも、何を読めばいいかな?と思っているそこのアナタ♡
今回は紀伊國屋書店札幌本店の店員さんに、女子向けのオススメ小説ベスト3を紹介していただきました!
北海道や札幌を舞台にした地元熱愛の小説を読んで、心に潤いを与えましょう。

女子大生コンビが札幌の街で繰り広げる恋模様がエモい

ウチらは悪くないのです。 阿川せんり著/新潮社 1,450円(税抜き)

「ウチらは悪くないのです。」阿川せんり著/新潮社

「とにかくリアリティがすごい!
見知った札幌の街を『あさくら』と『うえぴ』の女子大生コンビが駆け巡る!!!
きっと、あのコーヒーショップに行きたくなります。
二人は今もどこかでやいのやいの大騒ぎしていることでしょう。
ぜひ、二人の軽快で洒脱なかけ合いをお楽しみください」

紀伊國屋書店札幌本店の店員さんイチオシだけあって、題名からささりますよね!
もしかすると、行きつけのカフェが登場したりして♡

北海道が舞台のさらりと読める短編集は高校生が主役!

櫻子さんの足元には死体が埋まっている 太田紫織著/角川文庫 552円(税抜き)

「櫻子さんの足元には死体が埋まっている」 太田紫織著/角川文庫

「人気シリーズ第1作目の舞台は、北海道旭川。随所に北海道の描写や地名が!?
個性的なキャラクターのお嬢様(標本士)と、なぜか事件に関わってしまう高校生。
ふたりの会話、振り回されている彼に何故かほっこり?不思議な面白さがあります。
1度は行ったことのある思い出の場所も登場するかも。
おいしいそうな北海道グルメに心ひかれます。短編集でさらりと読めます!」

こちらの一冊もセンセーショナルな題名で、内容もわくわくしちゃいます!
短編集って、通勤、通学の時間にさらっと読めて、心にぐっとくるお話がたくさんあるんですよね!北海道のグルメも登場だなんて、読みたさMAX!

ゾクッとする冬こそコレ!猟奇的なミステリーを超越した「のめりこみ」必死の一冊

「崖の館」佐々木丸美著/創元推理文庫 740円(税抜き)

「崖の館」佐々木丸美著/創元推理文庫

「舞台は北海道、百人浜の断崖にそびえる白い洋館。
高校生の涼子といとこ五人が冬休みを過ごしにやって来る。到着当日から絵画が消失し、転落事故が起きる。
2年前、もう1人の美しいいとこが崖から転落死した事件と関係があるのか、
雪に閉ざされた館で続く事件の犯人はいったい誰なのか。
猟奇的なミステリーとはひと味違った、幻想的な雰囲気が全編に漂う冬におすすめの物語です」

寒い冬こそお部屋をあったか~くして、背筋の凍るようなドキドキ感満載のミステリーもGood!百人浜って、襟裳岬の道東側にあるんですが、それはそれは美しく気高い断崖と広い太平洋が見渡せる場所。
壮大なスケールのなかで繰り広げられる物語を読み進めるうちに、妄想トリップまで楽しめちゃうかも。

紀伊國屋書店札幌本店

住所:札幌市中央区北5条西5−7 sapporo55
営業時間:午前10時~午後9時
電話: 011-231-2131
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