【神奈川】死骸放置の自宅でネコ140匹飼育 神奈川県警、動物愛護法違反容疑で50代の夫婦書類送検へ

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 劣悪な環境でネコ約140匹を飼育したなどとして、神奈川県警海老名署は26日にも、動物愛護法違反(虐待)の疑いで、海老名市に住む50代の夫婦を書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、夫婦は9月、ネコの死骸などが放置された不衛生な環境の自宅で、ネコ約140匹を飼育するなどした疑いが持たれている。夫婦は「自分たちなりに餌や水を与え、排せつ物の片付けなどもしていたが、数が多くて手が回らなかった」との趣旨の話をしているという。

 夫婦は10年ほど前にネコを飼い始めたが、無秩序な飼育で繁殖を繰り返し、飼育不能となる「多頭飼育崩壊」が起きたとみられる。異臭などの苦情もあり、閉め切った状態で飼い続けていたという。

 県厚木保健福祉事務所の職員が動物愛護団体のスタッフとともに9月15日に立ち入り調査し、同29日までにネコ約140匹を保護した。愛護団体が県警に通報していた。