英経済、310年ぶりの悪化

コロナ前水準回復は22年末

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 【ロンドン共同】スナク英財務相は25日、2020年の実質国内総生産(GDP)が11.3%減になるとの見通しを示した。新型コロナウイルス流行に伴う経済活動の低迷が響く。ロイター通信によれば、大寒波に見舞われた1709年以来約310年ぶりの落ち込みとなる。

 英予算責任局は22年10~12月期までは、新型コロナ危機以前の19年10~12月期の水準を回復しないと見込んだ。開発が進む新型コロナワクチンへの期待が高まっているが、足元では感染が再拡大し、外出や店舗営業も規制されている。スナク財務相は「経済面での緊急事態は始まったばかりだ」と警告した。