「ベストアーティスト2020」で三代目JSBが語った思い。「今年ためたエネルギーを2021年に発散しよう!」

日本テレビ系で11月25日に放送された、嵐・櫻井翔がMCを務める音楽の祭典「ベストアーティスト」(午後7:00)。全41組の豪華アーティストによるスペシャルライブのほか、NiziUはデビュー曲「Step and a step」を世界初披露し、同番組でしか見ることのできないスペシャルメドレー、総勢56人によるジャニーズメドレーなど、4時間の生放送は大いに盛り上がった。

午後9時台に、メンバー全員が黒のスーツ姿でそろって登場した三代目 J SOUL BROTHERS from EXILEは、「RISING SOUL」を披露。出演後に感想を語った。

今市隆二は今回歌唱した「RISING SOUL」について、「“80’s”を意識している楽曲ですが、いかに三代目らしくするかというところは意識していました」とコメント。“三代目らしさ”として、登坂広臣が「先日、10周年記念のLIVE×ONLINEをやってみて、あらためて三代目はさまざまなジャンルをやってきて、自分たちの幅を広げてきたと感じました」とフォロー。さらに、「それらの楽曲をライブでやってみると、一辺倒にならずいろんな角度からパフォーマンスを盛り上げることができますし、自分たちの色にさまざまな楽曲を染められるのはグループの武器にもなったのかなと思いました」と付け足し、「これからも自分たちのやりたいと思える音楽をより追求したいですね」と意気込みを見せた。

振り付けに関しては、ELLYが「王道スタイルも見せていると思いますし、みんなでまねできるようなクラブステップも取り入れたり、10年間やってきた三代目のエッセンスがあるので、楽しんでほしいなと思います」と紹介し、「ダンスにも10年の集大成が入っています」と見どころをアピール。

その10年間を振り返り、NAOTOは「『R.Y.U.S.E.I.』をきっかけに、三代目を多くの人に知ってもらったので、そのような爆発する瞬間に立ち会えたのは、何にも変えがたい経験だと思っています」としみじみ。

野心的な活動を見せるグループメンバーの“パワーの源”を問われると、岩田剛典が「やっぱり、自分たちの活動してきた10年を、多くの方に支えていただいたおかげです。また、10年間で誰かの人生の通過点になったり、いろんな人の記憶に残っていることが活動するモチベーションになります。以前、『あなたにとってファンとは?』という質問をされたんですが、その時も『パワーの源』と答えていました!」と回想。

そして、2021年に向けた抱負として、山下健二郎は「パフォーマーとしての見せ方について、それぞれ工夫しながら発信していました。LIVE×ONLINEを確立させて、画面を通して会場は関係なく見せられることをプラスに変えていきました」とコロナ禍での工夫を明かし、「来年いよいよ生でライブができることを楽しみにしています」とファンの前でパフォーマンスを見せられることを願った。一方、小林直己は「2020年にためたエネルギーを2021年に発散しよう」とやる気をみなぎらせ、「LIVE×ONLINEと実際のライブという2本の軸が生まれたので、その2軸で盛り上げていこうと思っています」と先々の展望を語った。

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