レッズがロッキーズと2対2のトレード ホフマンら獲得

レッズは日本時間11月26日、ロッキーズとの2対2のトレードが成立したことを発表した。レッズは救援右腕のロバート・スティーブンソンとマイナー外野手のジェイムソン・ハナーを放出し、救援右腕のジェフ・ホフマンとマイナー右腕のケース・ウィリアムスを獲得。メジャーリーグ公式サイトでレッズの番記者を務めるマーク・シェルドンは「トレードに含まれる2人のメジャーリーガーはマイナー・オプションが切れている。環境を変えることが目的ではないか」と分析している。

レッズが獲得したホフマンは現在27歳。もともとはブルージェイズが2014年のドラフト1巡目(全体9位)で指名した有望株であり、2015年7月にトロイ・トゥロウィツキーの交換要員としてロッキーズへ移籍した。2016年にメジャーデビューし、主に先発で起用されていたが、今季は16試合すべてにリリーフで登板して2勝1敗1セーブ、防御率9.28という成績。ニック・クロールGMは「リリーフで複数イニングを投げることができるし、先発5番手を争う可能性もある」と話している。

18歳のウィリアムスは今年のドラフト4巡目でロッキーズから指名を受けてプロ入り。クロールは「今年のドラフトでウチが4巡目指名するつもりだったが、先にロッキーズに指名されてしまった」と以前から高く評価していた選手であることを明らかにした。

ロッキーズへ移籍するスティーブンソンは現在27歳。2011年のドラフトでレッズから1巡目(全体27位)指名を受けてプロ入りし、先発投手としては大成できなかったものの、リリーバーとしてメジャー定着。2019年には57試合に登板して3勝2敗、11ホールド、防御率3.76をマークしたが、今季は10試合で1ホールド、防御率9.90に終わった。

23歳のハナーは2018年のドラフト2巡目指名でアスレチックスに入団し、昨年7月にタナー・ロアークとのトレードでレッズへ移籍。2019年はA+級で110試合に出場して打率.274、2本塁打、37打点、8盗塁、OPS.708をマークした。

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