最短2時間で結果判明 移動式PCR検査車両稼働

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会場にお目見えした移動式PCR検査車両=大阪市浪速区
車両の中に設置された安全キャビネットで検査に関連した作業が行われる

 全国で新型コロナウイルスの感染が拡大する中、ヘルスケアのサポート事業を展開する「メレコム」(横浜市)は、移動式PCR検査車両を11月から本格的に稼働させている。出張で移動が多い企業などで、無症状の人を対象にしたスクリーニングを目的とした検査。全国に出張し、最短2時間で検査結果が判明するという。

 同社によると、検査は新型コロナに感染していないという陰性証明が必要になる介護や教育の現場、海外渡航などのニーズに応えるために実施。全国どこでもその場で唾液を採取し、検査結果を判定する。

 医師の少ない地域や、検査件数の少ない地域での検査需要に対応できるようになったとしている。検査車両の中には、検体を扱うための安全キャビネットやリアルタイムPCR装置などが設置されている。

 今月14日には、大阪市浪速区の「YOLO BASE」で開かれた防災のイベントに車両を出展し、検査を行った。

 これまでに静岡県の民宿では、政府の観光支援策「Go To トラベル」で東京からの客が増えたため、従業員など計8人の検査を実施。ほかにも千葉県内の小学校から、修学旅行に行くのに検査したいと問い合わせが入っているという。

 対象地域は全国で、対象者は申し込みのあった企業や団体に所属する従業員。希望の現場に到着後、車両の外で検体を採取し、車両内で検査する。