根絶願いアマビエの碑 柏崎 ブルボン本社に建立

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新型コロナウイルス感染症の根絶を願ってブルボンが建立した石碑の除幕式=23日、柏崎市駅前1

 菓子製造大手のブルボンは、新型コロナウイルス感染症の根絶を願う石碑を新潟県柏崎市駅前1の本社敷地内に建立し、23日に除幕式を行った。疫病をはらうとされる妖怪にちなみ「アマビコ・アマビエの碑」と名付けられた。

 同社は1923年の関東大震災で菓子供給が途絶えた状況を見て地方での量産を目指して創業。石碑は社会が大きな影響を受けた感染拡大を後世に記し、創業の原点を再確認するために建立した。

 石碑は台座も含めて高さ約2.1メートル、幅約2メートル。アマビエとともに、江戸時代後期に越後の海岸に現れた記録があるアマビコのイラストを刻んだ。「おいしさ 思いやり いつもいっしょに」と大きく記し、碑文には「感染症根絶を祈願し、事実を教訓として学び、後世に伝え生かす」と書いた。

 除幕式には同社役員ら約20人が出席した。吉田康社長は「災害だけでなく感染症が起きる可能性も常に忘れないようにしたい」と建立の意義を語った。