豪民間設備投資、第3四半期は予想以上の落ち込み コロナ制限で

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[シドニー 26日 ロイター] - オーストラリア統計局が26日発表した第3・四半期の企業の設備投資は3%減の258億5000万豪ドル(190億4000万米ドル)と、市場予想の1.5%減よりも大幅な落ち込みとなった。新型コロナウイルス対策のロックダウン(封鎖措置)が投資の先送りにつながった。

第2・四半期は5.9%減だった。

一方、2020/21年度(21年6月まで)の設備投資計画は約1050億豪ドルと、従来計画を6.3%上回った。

ロイヤル・バンク・オブ・ カナダ(RBC)のエコノミスト、スリン・オン氏は「第3・四半期の設備投資は全体的に失望を誘う内容で、生産性向上の主要なけん引役である設備投資の改善には予想よりも時間がかかる可能性を示唆している」と指摘。

「政策当局者はこのデータに多少失望するだろう」とした。

来週公表予定の同国の第3・四半期国内総生産(GDP)は、家計消費や政府支出に支えられ、前期比3─4%のプラス成長を確保したとみられている。

しかし、豪準備銀行(RBA)のデベル副総裁は24日、国内経済の見通しは依然として非常に不透明であり、生産が新型コロナ流行前の水準に戻るには長い時間がかかるだろうとの見方を示した。

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