トホホな巨人。選手の顔が強張っている。解説陣やゲストのめんめんで藤川球児と前田健太がよかった <プロ野球SMBC日本シリーズ第1戦、第2戦~京セラD 巨人×ソフトバンク>(日本テレビ) <プロ野球SMBC日本シリーズ第3戦~ペイペイドーム ソフトバンク×巨人>(テレビ朝日)

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笑っちゃうくらい巨人が打てない。昨年4連敗したので、恐らく今年こそはリベンジしようと巨人軍は考えていたに違いない。それがマイナスに出た。ソフトバンクの選手たちが普段通りニコニコしたり、ガムをかんだりのびのびしているのに、巨人の選手はムスーッとして真面目一本槍の顔。かちんかちんに強張っているのだ。
監督の作戦にも疑問があった。他局で中畑清が指摘していたが、初戦の4回に、坂本と岡本が連続4球でノーアウト1、2塁の時、丸に普通に打たせてゲッツーになったのは疑問だという。〇であろうが□であろうが、短期決戦は取れる時に点を取らないといけない。思いがけず強打者の丸にバントをさせて、ワンアウト2塁3塁になれば、千賀も少しは慌てた。3塁から次の打者の凡ゴロでも帰れる。
解説やゲストたちについては、2戦に出てきた引退発表投手の藤川球児と、3戦目の前田健太のコメントがよかった。球児は辛口で投手の球の解説と予想、前田はきちんとした真面目な語り口で投手を褒める応援コメント。いずれも流石の大投手たちである。案外ボソボソしてつまらなかったのが第1戦の高橋由伸と五十嵐亮太。第3戦の古田敦也と前田智徳は毎度の経験でお手のものだった。
さて、断崖絶壁に立たされた巨人は第4戦でも負けてしまった。筆者の知人の巨人マニアによれば、この後4連勝すると言っていたのに、やはりだめだった。セ・リーグは元々レベルが低いのか?!(放送2020年11月21日、22日18時~、24日18時15分~)

(黄蘭)