小林製薬、就業時間中は禁煙に 禁煙外来治療も月1万5000円まで補助

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勤務時間中の禁煙実施を発表

小林製薬は来年1月から、就業時間内の禁煙を実施すると発表した。対象は全グループ社員で、休憩時を除く、外出、移動、出張時を含めた勤務中の喫煙を禁止する。

同社では、所定休憩時間を12時~12時45分、17時15分~17時30分の2回に分けて計60分設けている。ところが、これまでは勤務中にもかかわらず、何度も席を立ち、屋外に設置した喫煙スペースまでタバコを吸いに行く人がいたという。

「製薬会社なので、自社の従業員も健康にしないとナンセンス」

同社広報は「不満が寄せられたという訳ではないが、タバコで離席する人がいるのは事実です」と社内の現状を明かす。その上で、

「(非喫煙者との間に)不公平感もあったかと思う」

と印象を語った。

同社では併せて、1万5000円を上限に禁煙外来治療費の補助を始める。広報は「従業員の健康を損ねては生産性も落ちる、ということで、社として重要視している部分ではあります」と新制度導入の背景を語る。さらに、

「当社は製薬会社なので社会を健康にすることを目的としている以上、自社の従業員も健康にしないとナンセンス。ですので、こうした取り組みをしていくことが決まりました」

と話した。同社ではこれまでも従業員に対する健康維持・増進の取り組みを進めており、9月からは35歳以上の従業員とその家族を対象に、日帰り人間ドッグの費用を全額補助する制度を導入していた。