グラミー賞、テヤナ・テイラーが苦言「もう男性のR&Bアルバム賞って呼べばいいのに」

YouTube:Teyana Taylor - We Got Love ft. Ms. Lauryn Hill (Official Video)

今年もノミネート一覧が発表されたグラミー賞。年毎、その基準やルールなどから賛否両論が分かれるグラミー賞であるが、2021年のノミネート一覧も多くの批判が寄せられている。今回は、Teyana Taylor(テヤナ・テイラー)が語った内容を紹介したい。

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 テヤナ・テイラーはツイッターにて以下のように語っており、最優秀R&Bアルバム賞のカテゴリに女性が一人もノミネートされなかったことに苦言を呈している。

「もう最優秀男性R&Bアルバム賞って呼べばいいのに。だって私は、このカテゴリ内で男性器しか見えない。」

 こちらのテヤナ・テイラーのツイートには多くの賛同コメントが寄せられており、「2020年はKehlaniやJhené Aiko、Summer Walkerなど多くの女性アーティストがヒット作をリリースしている」と、2021年のグラミー賞の最優秀R&Bアルバム賞について嘆いている音楽ファンたちは多い。またTaylor Swift(テイラー・スウィフト)は2021年のグラミー賞でパフォーマンスを行うことを拒否したと報道されており、彼女もボイコットをしているのではないかと考えている者も多いようだ。

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