グラミー賞でノミネートされるべきだったアーティストは?

YouTube:POP SMOKE - DIOR (OFFICIAL VIDEO)

毎年、ノミネート一覧が発表される度に賛否両論が分かれるグラミー賞。2021年のノミネートにもアーティストやリスナーたちが苦言を呈しており、多くのアルバムや楽曲が各カテゴリで「冷遇されている」と感じている者が多いようだ。今回は、HipHopDXの記事を参考に「2021年のグラミー賞においてリスナーたちがノミネートされるべきだと思ったアーティストたち」を紹介したい。

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 The Weeknd

YouTube:The Weeknd - Blinding Lights (Official Music Video) 

The Weeknd(ザ・ウィークエンド)が今年リリースしたアルバム「After Hours」はBillboard 200にて1位にチャートインし、初週で444,000枚相当の売り上げを記録するほどの大ヒット作となったにも関わらず、グラミー賞のノミネートはゼロである。

 Eminem 

YouTube:Eminem - Godzilla ft. Juice WRLD (Dir. by @_ColeBennett_) 

「Kamikaze」に引き続きサプライズでリリースされ、大きな話題になったEminem(エミネム)の「Music To Be Murdered By」。故Juice WRLDとのコラボ曲「Godzilla」の大ヒットなども印象的だったが、ノミネートはされなかった。

Run The Jewels

YouTube:Run The Jewels "Ooh LA LA" feat. Greg Nice & DJ Premier (Official Music Video)

不当な暴力に対するプロテストなど、社会的なメッセージが強く込められており、2020年のアメリカにおいて重要な一枚とし評価されたRun The Jewelsの「RTJ4」。こちらのアルバムもノミネートはゼロとなっている。

Lil Baby、Summer Walkerほかアーティストはこちらでご確認を

このように、メインストリームでヒットした多くのヒップホップやR&Bアルバムがノミネートから外れており、Complexはグラミーがブラック・ミュージックを理解しておらず、賞としての信頼性に欠けるという旨の記事をアップしていた。また、グラミー賞の歴史において最優秀R&Bアルバム賞のカテゴリに黒人女性が一人もノミネートされなかったのは2021年のグラミー賞が初めてである。

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