あの大物俳優の妻に見いだされた藤原季節

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俳優の藤原季節の主演映画「佐々木、イン、マイマイン」が27日から公開される。

同作で藤原が演じるのは、俳優になるために上京したものの、鳴かず飛ばずの日々を過ごし、彼女との同棲生活もうまくはいかなくなっている27歳の主人公。高校の同級生と再会し、在学当時にヒーロー的存在だった佐々木との日々を思い起こすというストーリーだ。

藤原は北海道札幌市出身で、高校卒業後、東京の大学に進学すると言い上京。本当の目的は俳優になると決意したからで、事務所も住む場所も決まっていなかったという。

2013年9月、俳優・松田優作の妻で女優の松田美由紀が社長をつとめる「オフィス作」初のワークショップオーディションで松田美由紀と出会い、500人以上の中から選ばれ所属となり14年に俳優デビューを果たした。

上京後、小劇場の舞台に立つ日々を送る中、自主制作映画「ケンとカズ」に出演。同作は2015年「東京国際映画祭」の日本映画スプラッシュ部門作品賞を受賞するなど、数々の賞を受賞するヒット作となった。

今年1月に公開された、俳優の宮沢氷魚の初主演映画「his」では、宮沢演じる主人公と禁断の恋に落ちる役を好演した。

「撮影を終えた藤原は、『(相手が)が宮沢氷魚でなければあの苦しい撮影を乗り越えることはできませんでした』とコメント。かなり難しい役どころだったが、それをこなしたことで俳優としてのステップアップを果たすことができたようだ」(芸能記者)

放送中の上野樹里が主演をつとめるフジテレビ系月9ドラマ「監察医 朝顔」には鑑識係りの沖田役で出演。今後も続々と話題作に出演することになりそうだ。

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