住民癒やす光 平戸・生月 御崎児童遊園

住民を癒やす思いを込めたイルミネーション=平戸市生月町

 地域住民の癒やしにしてもらおうと、平戸市生月町御崎地区の御崎児童遊園を彩るイルミネーションが点灯されている。来年1月5日まで。
 同地区は生月島最北部、大碆鼻灯台近くにあり、人口減少が進む。同地区から町内の他地区や町外へ仕事へ出て、帰宅する住民を明かりで癒やすのが狙い。
 同地区の区長(自治会長)を務める松本浩さん(68)が同町の市民団体、生月地区まちづくり運営協議会に協力を求め、実現した。
 同地区の住民が廃材などを活用し、波、船、ハート、星などをかたどった枠を作り、電球を飾り付けた。松本さんは「行き帰りの時間、御崎の住民の心を少しでも和ませられたら」と話した。
 点灯時間は午後5時~9時、午前5時~7時。

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