誓いの戴帽式 長崎歯科衛生士専門学校

誓いを胸に、キャンドルに火をともす学生=長崎市、県歯科医師会館

 長崎歯科衛生士専門学校(宮口嚴(つよし)校長、104人)の戴帽式が25日、長崎市茂里町の県歯科医師会館であり、基礎教育を終えた2年生30人が臨床実習を前に決意を新たにした。
 1970年の創立以来50年続く儀式。宮口校長は「業務をしっかり理解、学習し、目指す将来像を描いて」と式辞。厳かな雰囲気の中、ナースキャップの授与に続き、一人一人がキャンドルに火をともした。
 学生代表の須崎史奈さん(20)は「歯科疾患の予防および口腔衛生の向上のため、その任務を忠実に守る」と誓いの言葉を述べた。学生たちは30日から、県口腔保健センターや歯科診療所などで約1年間の実習に臨む。

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