<レスリング>世界ジュニア王者の阿部敏弥(国士舘大)が57kg級で優勝…2020年東日本学生選手権・最終日(男子両スタイル)

世界ジュニア王者の意地を見せた阿部敏弥(国士舘大)=撮影・矢吹建夫

 2020年東日本学生選手権最終日は11月26日、東京・駒沢体育館で男子両スタイルが行われ、フリースタイル57kg級は世界ジュニア王者の阿部敏弥(国士舘大)が優勝。2018年東日本学生春季選手権・新人戦に続く学生のタイトルを手にした。

 79kg級は昨年秋季の新人戦優勝の丸目哲郎(専大)が、準決勝で昨年優勝の梅林太朗(早大)を破るなどして優勝。専大からは65kg級で全日本大学グレコローマン選手権67kg級優勝の吉永信太郎も勝った。

 グレコローマンでは、72kg級で昨年の春季新人戦優勝の宮城海(日体大)、130kg級では同秋季新人戦優勝の松岡太一(日体大)が勝つなど、日体大が4階級で優勝。神奈川大と東洋大が2階級ずつ勝った。

 各階級の成績は下記の通り。最優秀選手賞はフリースタイルが57kg級優勝の阿部、グレコローマンが63kg級優勝の池田龍斗(日体大)、敢闘賞はフリースタイルが79kg級優勝の丸目、グレコローマンが60kg級優勝の金子功誠(専大)が、それぞれ受賞。ゴールデンホイッスル賞は高見澤圭祐審判員(育英大)が選ばれた。


両スタイル1~3位一覧表

男子フリースタイル 57kg 61kg 65kg 70kg 74kg

79kg 86kg 92kg 97kg 125kg

男子グレコローマン 55kg 60kg 63kg 67kg 72kg

77kg 82kg 87kg 97kg 130kg


男子フリースタイル

 ▼57kg級[1]阿部敏弥(国士舘大)、[2]藤原祐真(東洋大)、[3]荒木大貴(専大)、張原夕斗(国士舘大)

 ▼61kg級[1]日比野圭汰(神奈川大)、[2]岡本隼人(専大)、[3]松尾洸希(明大)、藤倉健吾(日体大)

 ▼65kg級[1]吉永信太郎(専大)、[2]谷口日向(法大)、[3]土屋佑斗(青山学院大)、福岡佑大(神奈川大)

 ▼70kg級[1]長島颯己(拓大)、[2]金子泰士(明大)、[3]岩崎圭吾(明大)、永石奏(東洋大)

 ▼74kg級[1]鈴木勇斗(大東大)、[2]辻大成(拓大)、[3]三木雄平(青山学院大)、深作駿人(神奈川大)

 ▼79kg級[1]丸目哲郎(専大)、[2]小野文聖(国士舘大)、[3]梅林太郎(早大)、山田壮昇(拓大)

 ▼97kg級[1]山本壮汰(拓大)

 ▼125kg級[1]安田拓斗(国士舘大)、[2]谷内渓祐(国士舘大)、[3]木村陽仁(国士舘大)

※86kg級と92kg級はエントリーした選手が棄権


男子グレコローマン

 ▼55kg級[1]榊原凌我(国士舘大)、[2]大槌輝(大東大)、[3]山谷洸芽(拓大)、濱﨑颯太(東農大)

 ▼60kg級[1]金子功誠(専大)、[2]山際貫太(慶大)、[3]今井貴大(神奈川大)、山下善(専大)

 ▼63kg級[1]池田龍斗(日体大)、[2]小栁勇斗(東洋大)、[3]郡野海(専大)、田下竜葵(東洋大)

 ▼67kg級[1]浅沼竜(神奈川大)、[2]下出倭士(青山学院大)、[3]中村拓磨(専大)

 ▼72kg級[1]宮城海(日体大)、[2]小林洸介(拓大)、[3]竹内裕哉(専大)

 ▼77kg級[1]佐々木博久(日体大)、[2]田代英才(国士舘大)

 ▼82kg級[1]大渕大聖(東洋大)、[2]木村海騎(専大)

 ▼87kg級[1]斎藤英二(東洋大)、[2]道免陸哉(明大)

 ▼97kg級[1]田岡和成(神奈川大)、[2]西山玲太(神奈川大)

 ▼130kg級[1]松岡太一(日体大)、[2]檜山魁豊(法大)、[3]境晟道(東洋大)

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