レッドブルF1のスポーティングディレクターが新型コロナ陽性、バーレーンGPを欠席

 レッドブル・レーシングは、2020年F1第15戦バーレーンGPを前に、英国で行った新型コロナウイルス感染症の検査で、スポーティングディレクターのジョナサン・ウィートリーに陽性結果が出たことを明らかにした。ウィートリーはプロトコルに従い、10日間の隔離生活に入り、バーレーンGPを欠席する。

 11月26日木曜、FIA、F1、レッドブルが、グランプリ前に義務付けられたPCR検査で、ウィートリーに陽性反応が出たとの発表を行った。

 バーレーンGPの週末、ウィートリーの職務は複数のメンバーが分担するということだ。調査の結果、濃厚接触者はおらず、チーム内に隔離が必要な者はいないということで、バーレーンGPの作業には影響しないとレッドブルは述べている。

2020年F1第15戦バーレーンGP木曜 マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)のガレージ

 F1関係者は、サーキットに移動する前に検査を受けることが義務付けられている。また、サーキット到着後24時間以内に再度検査を受けて、陰性であることを確認する必要がある。

 前戦トルコGP前にはウイリアムズの代表サイモン・ロバーツが、トルコGP日曜にはピレリ・モータースポーツのボス、マリオ・イゾラが、それぞれ検査の結果、陽性と判明した。

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